FX取引には多彩な注文方法があります。
実際に売買するときと、損益を確定させる時だけではなく、「いくらになったら、自動で売買する。」「いくらになったら自動で損益確定を行う。」といったことができます。
また一歩進んで、「売買の注文」➡︎「損益の確定」までのすべての項目をあらかじめ設定しておくだけで、自動で行ってくれる注文方法があります。
いつもパソコンの前に張り付いていられない場合も、便利な注文方法がありますので、ぜひ確認してみてください。
基本的にトレードーは自身のトレードロジックに従ってトレードをするので、あらかじめそのストーリーが頭の中にあります。ですので、このようなシステムを使った注文も基本的には、利用しやすいことになります。
成行・ストリーミング注文
ここでは、実際売買する時に売買ボタンを押すことを、『成行・ストリーミング注文』と呼びます。 成行・ストリーミング注文の違いは別記事に記載していますので、参考にしてください。 要するにここで買いたいと思った時に注文を自分で出すこと言います。
指値注文
『指値注文』は現在よりも有利な値段で取引を行いたい、自動で設定をしたいという時に行う注文方法になります。
・「成行注文」➡︎「指値注文で利益確定」という使い方をします。
または
・「指値注文」➡︎「損益確定」という感じです。*成行注文を自動取引するように設定。
逆指値(損切り)注文
逆指値注文は、不利な条件での価格で約定させるように、あらからじめ設定指定おくことを言います。
この注文はとても大切で、あらかじめ、ここまで下がったら、『損切り』する行った使い方をします。
IFD注文(イフダン注文)*応用
『イフダン注文』はIF(もし約定したら)という意味からきています。
・①「新規注文を設定(自動)」➡︎②「その新規注文が決定」➡︎③「決済の注文が約定」
という流れです。 ②が決定しないと、③も設定されないことになっています。 なので、あらかじめ新規注文が行われることを前提とした注文方法です。
OCO注文(オーシーオー注文)*応用
「OCO」については「One Cancels the Other(どちらか約定したらもう一方をキャンセルするという意味)」の略で、指値と逆指値注文を一度に出しておき、どちらかの価格に達したら、もう一方はキャンセルになるという注文になります。
IFO注文(アイエフオー注文)*応用
すでにご説明した、IFD(イフダン注文)と、OCO注文(オーシーオー注文)を組み合わせた注文で、新規注文から、決済までを全て自動で指定することができます。 こちらを一つ指定するだけで、あとは自動でシステムが売買を行ってくれます。
トレール注文
トレール注文は、あらかじめ損益確定として指定していた逆指値注文が、価格に伴って切り上がって(切り下がって)いくことを言います。
どういうことかというと、買いで入った場合の設定している損切りラインが、価格の上昇(利益)に伴って、切り上がっていくこと言います。 なので損切ラインは前に注文した金額より利益が出れば高いとこで約定することになります。
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