成行注文・ストリーミング注文について、ご説明します。
この二つの注文は、基本的にはほとんど同じですが、『スリッページ』をあらかじめ指定するか、しないかの違いにます。
パソコンの前に座って直接、売買ボタンを押して、売買するこの注文方法は、一般的まず行う注文方法になってきます。
ある程度トレードスタイルが確立すると、自動であらかじめ設定をすることも出てくると思いますが、初心者のうちはまず、実際の値動きを見て、売買ボタンを押す『成行・ストリーミング注文』をしたいものです。
成行注文とは?
成行注文は、今表示されている値段で買いたい、売りたい時に行います。
要するに現在の価格で買うわけですから、パソコンの前に座って売買のボタンをポンと押すことを言います。
成行注文で、留意しておきたいことは、この価格だと思って、売買ボタンを押しても、その価格で約定(決定)するのは、あまりありません。
どういうことかというと、注文ボタンを押してから、FX証券会社のサーバーに届くまでの間に価格が動くので、実際の買おうとした値段より、0.1銭〜3銭程度(証券会社によって違いがあります。)動くことになります。 これを「スベる」という意味でスリッページと言います。
よく証券会社のキャッチフレーズで「約定力が高い」というのがありますが、それは注文をした時にすべりにくいことを言います。 要するに売買したい近い価格で約定しやすい➡︎スリッページが狭いことを表します。
大きな金額で売買回数の多いスキャルピングトレード以外では、スベる金額が低いため、通常のトレードの場合はそんなに気にする必要はないので大丈夫です。
ストリーミング注文について
ストリーミング注文と成行注文の違いは、注文の際にスリッページを指定して注文するかしないかの違いです。
上の画像の赤枠のところで、スリッページを指定します。スリッページを指定することによって、大きなスリップを防止するのと、約定しないこと防ぐことができます。
せっかくの注文なのに、スリッページを0に指定して約定しなかったらもったいないことです。スリップ自体は通常のトレードではたいした金額ではないので、ある程度許容できる範囲でスリッページを指定するのも一つの手になります。
➡︎『スリッページについてはの詳しいき時はこちら。スキャルピングトレードは要注意』
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