「IFD(イフダン)注文」は、一度に二つの注文をまず出し、最初の注文が約定したら二つめの注文が有効になり、自動的に発動される注文方法です。
ですので一つ目の注文が決定しないと、次の注文は発動しません。 IFD注文は、新規注文から決済まで行うことができますが、決済の指定については指値か逆指値の2つしかないため、もう片方についてあらかじめ指定する必要があるのであれば、手動で設定をする必要があります。
なので、使う場合としては、新規注文➡︎逆指値(損切りライン) の注文を主に行うと良いでしょう。
逆指値は忘れてはいけないので、そちらを優先させます。
IFD注文の具体例
上の図、新規注文を1ドル=103円(新規注文1・あらかじめ設定)で売りを出すとします。 そして同時に新規注文2をストップラインとして1ドル=106円に設定します。
その後、価格が1ドル=103円に達したため、新規注文1が約定➡︎その後新規注文2が有効となります。
これがIFD(イフダン)注文になります。
冒頭で触れましたがイフダンを使うときは、新規注文2は一つしか指定できないため、できれば逆指値(損切り)を指定しましょう。 忘れると損失がどんどん膨らみますので、気をつけてください。
IFD注文の注意点
IFD注文は復習になりますが、以下の2点の注意点があります。
- 新規注文1が約定しないと新規注文2が発動(有効)しない。
- 新規注文2が指値であれば、逆指値を忘れないように設定するようする。
特に重要なのが以上の2点なので、IFD注文については、その点を気をつけてトレードを行ってみてください。
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