逆指値は、言葉の通り指値の逆になります。
指値が利益確定の注文であれば、逆指値は損失を限定させる注文になります。 逆指値は別名『損切』とも呼ばれます。
この逆指値は、FXの初心者から上級者まで非常に重要な注文方法になっていますので、しっかりと仕組みを理解してトレードに活用してもらいたいです。
逆指値は、損切り、ストップロス、ストップラインとも呼ばれます。 損失を限定されるために、多く表現されます。
逆指値とは
上の図で、価格の一番右側のところでポジションを買うとします。その場合に図の中のストップロスを損切りのライン(逆指値)して設定をします。
上の図はMT4の注文画面になります。 赤丸で囲んでいるところが逆指値を指定するところです。 新規注文時に指定することもできますし、注文後に逆指値を指定することができます。
初心者のうちは新規注文を入れたら、忘れずにすぐに損切りライン(逆指値)を入れておくことをオススメします。後になって入れると、忘れる可能性も出てくるからです。
利益確定の指値より、損切りの為の逆指値は特に重要であると心得ておいてください。
損切り(ストップライン)の基準はどうすればいいの?
損切りラインの設定は、これといって決まっているわけではありません。
ただトレーダーがどの部分の損失を許容するかによって決まってきます。 少しでも負けたくないとすると、ストップロスは浅め(新規注文時の価格に近い価格)か、ロット(取引する金額)を少なくする必要があります。
要は本人がどこまで許容できるかですが、最初は私もそれも良くわかりませんでしたし、何か基準がないかなぁと考えていました。
損切りラインは総資金の5%としてみる。
多くのトレーダーが採用するストップロス(逆指値)の考え方です。
まずストップロスの位置を決定、そこからロットを計算します。これで損切りラインを決めることができました。
先ほどの画像をまた使いたいと思います。
右上の価格で、新規注文(買い)をするとします。理由は相場が全体的にアップトレンドであるから買いから入りました。
その時にストップロスを『直近の安値』にセットします。 なぜそのように設定したのかというと、その直近の安値のラインで以前価格は上昇しているからです。
直近の安値➡︎以前価格が上昇している➡︎大衆心理では上の圧力(買いたい)というライン
よって直近の安値を指定します。
なぜなら今度そこまで価格が下がった時にまた上がる可能性も出てくるからです。なので一種のサポートラインとして考えいます。(サポートなので上の圧力がかかったライン)
直近の安値にラインを採用するのは理由がこのようにあります。
損切りラインを決めたら、その幅に応じたロットを計算すれば逆指値の注文を入れることがでいます。
相場は大衆の心理で動いている。
相場は大衆の心理で動いています。 詳しくは、別の記事か別のサイトで書こうと思いますが、それを意識してトレードすることで確実に勝率を上げることができます。
大衆心理とは、「ここで買いたい」「ここで売りたい」というライン(価格帯)のことを言います。それは、相場の価格に現れて言いますし、それを理解するとますますFXが面白くなります。
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