前回マルチタイムフレーム分析(環境認識)としてトレンドを解説しましたが、ここではさらに具体的なリアル相場を使って、その解説をしていきます。
大きく利益を伸ばす秘訣はトレンドにうまく乗ること。これにつきます。
FXを始めた時はまずはこれを覚えて、トレンドを把握できるようにしてください。
前回ご紹介した言葉でダウ理論ということがあります。 この理論の法則として「トレンドは明確な転換サインが出るまで継続する」といのがあります。
トレンドはどこで終わるかわからないが、明確な転換サインが出るまで、トレンドの方向にトレードをしていくことが必要になります。
ドル円での解説
大きな時間軸から確認
ドル円の日足です。レンジ相場から高値安値を切り下げているため、ダウントレンドと判断します。
ダウントレンドなので、これより小さな時間軸である4時間足や1時間足でもダウントレンドが揃った時にエントリーを行ういます。
見方としては、二番目の赤丸はレジスタスからの反発なので、ここからの売りを考えていきます。
ダウ理論に「明確なトレンドが転換するまでトレンドは継続する」とあります。 この状況ではまだトレンドの転換が出ていないため、売り目線を継続していきます。
ドル円 4時間足
主要な高値安値を注目。 三番目の赤丸が高値ですが、これからの安値が前の安値を割るかを確認すると、大きく下げて前の安値を割りました。(*この多いきな下げは、日銀の政策金利発表で金融緩和を据え置きしたため大きく動きました。)
下げのスピードが速いので、ここで入るのは、難しいと思います。 ですが、安値を切り下げたため、レンジからダウントレンドになったと判断ができます。
上の画像でサポートラインと書いたところがあります。ここは、前の価格が何度も跳ね返っているところなので、強いサポーターラインと判断します。トレンドが発生していますが、ここを割るまではショートは打ちません。(売らないということ)
ですが、上値からの下落が強かったため一度戻ったと思ったら一気にブレイクしました。
ブレイク後さらに戻り売りを狙います。
ドル円 1時間足
重要なサポートをブレイクしたため、上の画像ので図示したように戻りを狙います。
それが赤丸のところです。
これを15分足で見ても、ダウントレンドとなっていますので、ここでは確率が高いトレードを行うことができます。
ドル円 15分足
主要な高値を安値を赤丸で記載してます。
大きな足だけで水平ラインを引いていますが、小さな足でも水平ラインを引くことができます。
この15分足のダウントレンドを把握してください。 私であれば、左から2つ目の赤丸でしっかりと上のレジスタスラインから反発したところでショートを打ちます。(売りで入ります。)
トレンド局面では、まず高値安値そして水平ラインを意識する。
以上の説明ですでに、見ましたが、まずは主要な高値安値を大きな時間足から見て、水平ラインも同時に見ます。
トレンドは、大きな足でも出て、そして小さな足でも出ている。この状態で入ると多少エントリーがずれても利益を得ることができます。
この状況では常に「売り目線」で考え、どこで売れるかを見ていきます。
また週足や日足で見て次の強いサポートラインまで売りを継続します。
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