外国為替相場とは、2国間の通貨の売買を言い、FXを行う時にそれがチャートに現れてます。
FXについての概略は別の記事でご紹介しています。
FXを行う時は通常取引チャートを使用します。 値動きがグラフとなってそれがチャートに現れています。
2国間の通貨のやり取りを価格で表しているのです。
そのチャートには、相場で売り買いする人の心理が表れており、それが価格となっているのです。
売買が心理として相場に現れる。
心理として現れるということは、どういうことかというと、通常通貨を買う人が売りたい人いよりも多ければ、価格は上がります。また逆に売りたい人が買いたい人よりも多ければ、価格は下がります。
相場はこのように単純にその売買が現れています。
心理として相場に現れているというのは、「この価格であれば買いたい」「この価格であれば売りたい」というのが、ある種ラインとして表現されているのです。
上の図をもう一度見てみてください。
赤の線が引かれています。一番下の赤の線で、価格が当たって、跳ね返って上がっています。 このラインは、相場で「この価格まできたら買いたい。」という心理が表れているのです。
そこにラインを引くことによってそれが、わかりやすく表現されています。 もちろん今の相場ではラインを引けば上の図のように明確にわかりますが、いつもそのラインで跳ね返るわけではなく、いずれブレイクして下に行く可能性があります。
それは「買いたい」人よりも「売りたい」人が多くなったためで、その場合ばトレンドとして、下に価格が下がっていくことが可能性として多いです。 (もちろん一度ブレイクしてもまた戻る場合もありますが)
突発的な相場の動きについて
通常の売買ではチャートを動きはスムーズですが、突如相場が急に変動することがあります。
その要因として
- 要人の経済情勢に関する発言
- 経済指標
- 戦争や自然災害や経済危機
以上が主なものとして、相場の変動要因になります。 突発的な変動が予測できればそれを利用してトレードする人もいます。ですが、予測できなものが多いので、その場合には通常トレードをしない選択肢がいいと思います。
ですので、これらの状況については、大まかでいいので経済ニュースを日頃から見るようにするとその変動がわかるようになってきます。 またあらかじめ予測できそうなものについては、リスクヘッジしたり、トレードを行うことができると思います。
経済情勢は長期的なトレンドを発生させる。
具体例として、有名な「アベノミクス」というのがあります。これはもともと民主党政権だったのが自民党政権が政権を取ったことから始まりました。その時期は大きな円高が発生しており、そろそろ円安に行くのではないかという思惑が流れていました。
そのきっかけがいわゆる「アベノミクス」です。安倍政権が政権を取ったことから、今まで円高であったものが、急に円安に転換しました。
上の図は2012年からのチャートです。 一ドル75円くらいが一番下の値になりますが、それからがアップトレンドで円安に向かっています。このきっかけになったのが「アベノミクス」です。
この時期は円高になりすぎているこのが思惑としてありましたので、これを予測できた人はドル円を買って大きく利益を得ることができたと思います。
このように経済指標や政策は長期的なトレンドを発生させることが多くあります。
まとめ〜相場の分析について
以上が主な為替相場についての説明になります。
FXトレードをする時に大きな相場を見る指標となるものが
- テクニカル分析
- ファンダメンタルズ分析
です。テクニカル分析は、相場の心理としてご説明しました。これはチャート上に現れる心理です。
またファンダメンタルズ分析は、経済ニュースでの各国の経済活動を把握することによって、短期から長期の経済の変動を予測することを目的とします。
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