トレール注文とはトレーリングストップと行って、利益が乗れば、それを追跡をしてストップライン(損切りライン)切り上げることを言います。
つまり設定した逆指値が、相場で利益が出るとそれに応じて値段を(切り上げる・切り下げる)ことを言います。
このトレーリングストップは、トレードする際に利益が伸びると、さらに利益を伸ばし損切りラインを高いすることで、損切りになった時に当初設定した損切りラインより高い位置にあるので、損失が少なくてすみます。
トレーダーの中には、新規注文を入れて、相場が上昇した時に、当初設定した損切りラインを、新規注文価格まで切り上げるトレーダーもいいます。 この操作によって、損切りラインにもし達したとしても新規注文価格での決済になるので損失がない(つまり0)ということになります。
個人的には、このようなやり方であると、損切りにかかる可能性が高くなる(損切りラインを新規注文価格まで持ってきたため)ので、勝利は当初の損切りラインの場所より低くなります。なので必ずしもそれがベストということはありません。 ようは損失をあまり許容してなければ、設定した本人としては安心です。損失が最低0になるからです。
トレール注文の具体例
上の画像を見てください。
相場が上昇すると見込んで110円で成り行き買いをします。 その際にトレール価格でいくらの幅で損切り幅を切り上げていくかを合わせて注文ができます。
新規注文後、価格が思うように上昇して行って112円まで達しました、その後下落して111円で損切りとなりました。損切り価格を引き上げたため、プラスで終わることができました。
このトレーリングストップの大きな魅力としては、相場が上昇した時にそれに合わせて、損切りラインを上げてくれるので、上昇が一気に来た時は利益がうまく乗ってくれることです。
しかし、相場はいつも一方的ではありません。常に上下しているので、トレール注文の幅が狭いとすぐに損切りにかかってしまいます。ですのでその幅については、相場に合わせた設定が必要になってきます。
相場の心理について
相場の心理について、「ここまで上がったら、下がる(レジスタンス)」「ここまで下がったら、上がる(サポート)」というラインがあります。
ですので、相場はそのラインを目指して上下しています。もちろんそのラインをブレイクすることもありますが。
なので、トレール注文であまり、幅を狭くするとせっかく利益が出て、これからも上昇するときにさらなる利益を逃してしましまいます。
- トレールの幅が狭い➡︎「価格が上昇」➡︎「一度レジスタンスで下落」➡︎「損切りにかかり決済」
- トレールの幅が適切➡︎「価格が上昇」➡︎「一度レジスタンスで下落」 ➡︎「次にサポートラインでさらに上昇(損切りにかからない)」➡︎「さらに上昇し、トレールが狭い場合に比べて利益が大きくなる。」
トレールの幅については、大きく行って以上の2つの点があります。
トレールの具体的な幅については、やはり相場になれることが必要にあります。試行錯誤してどれくらいが良いのかを考えていることで、さらに良い成績が残せるようになります。
相場の心理を理解して、それを各注文に活かすことで、効率的な注文が出来るようになります。
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