4月28日に日銀の金融政策発表があり、日銀が追加の金融政策を実施(マイナス金利)するのではという、思惑がありましたが、予想に反し追加緩和は現状維持ということで、ドル円等クロス円通貨は大きく売られる形になりました。
多く戻ることもなく、大きく下げてため、売りポジションを持っていたスキャルピングトレーダーは「利益が出すぎて怖い」などの発言もあっていました。 みんなどこかで戻すと感じていたと思いますが、結果的に400pipsくらい下げました。
金融政策発表後の状況
上の画像はドル円4時間足の状況です。
赤矢印のスタートのところの高値から一気に400pips下落しています。
チャートの見方とすれば、高値圏でのダブルトップの右側の高値を作る感じになっていました。 前回の高値で2番目の高値なので、一度下げると予想し、さらに下げると「ダブルトップ」形成で売りではいるつもりでした。
ドル円15分足の状況
ドル円15分足の状況です。 追加緩和から一気に下げ、戻りがほとんどありません。
とてもこの状況ではエントリーできません。
私が考えていたので、Wトップネックラインを割って、その後ネックラインまで戻ってきてショート。 しかし戻る気配もなく大きく下落。
次にターゲットとなるのは4Hのサポートライン。このラインは強力ですが、これも割りました。
しかしこの後少し戻しています。 もう少し戻しが大きかったら、レジスタンスライン(サポートラインを割ったのでレジスタンスラインに変化)まで引きつけて売りもできます。 ちょうど私が引いた赤矢印の2本の線の山の部分からの売りになります。
ダブルトップからの戦略
日銀の発表前はダブルトップになるのではないかと考えていました。(*まだ形成していません。)
上の画像の上の赤の水平ラインはダブルトップのネックラインです。
そして2番目の下の赤の水平ラインは、ダブルトップの高値からネックラインまでの距離2倍の距離です。
通常のチャートパターンでは、利益は2番目の下の赤水平ラインまで取れることになります。 この場合はネックラインを割って一度戻してから、売りを入れます。 そして利確は2番目の赤水平ラインです。
しかし、予想以上にドル円の下落が大きく戻ることができずに、売りを入れることができなかったのが現状です。
まとめ
以上説明したように今回は、売りポジションは難しかったです。予想以上に下落のスピードが速すぎたからです。
要するに戻りを作らなかったということです。ですが、サポーラインを割った後は一度戻してもみ合っていますので、ここでショートを小さなロットで入れても、良かったのではないでしょうか。
基本的に指標トレードはリスクが大きいので行いません。ですが、指標が落ち着いてからのトレードはできますので、それを確認することが重要です。
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