ロスカットとは〜FXのリスク管理

      2016/01/31

ロスカット強制ロスカットとも言います。)とは、FXで取引するときに「証拠金」というものを口座に残しますが、その証拠金が50%を下回ったときに、強制的に決済されるシステムを言います。

またロスカットのことを証拠金維持率◯◯%を下回った場合とも言います。(維持率の%は各証券会社によって違います。)

➡︎『証拠金維持率についての記事はこちらから

逆に言えば、口座資金が少なくなった場合に、マイナスにならないように自動的に決済してくれるシステムとも言います。なので、このシステムがあるため、基本的には口座資金がマイナスになることはありません。

ポチ さん
日本はレバレッジ25倍なのでその時の証拠金は最低掛金の4%になるよ。

ロスカットの具体的な仕組み

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上の図を見ればわかりやすいと思います。

証拠金維持率100%とは証拠金の全額のことです。 上の図はでそれが30%になった時にロスカットになっています。(ロスカットの基準は証券会社よって違います。)

また中央の証拠金維持率50%の場合は『マージンコール』と呼ばれる警告が届きます。通常はメールを設定していればメールで届くようになっています。

ワド さん
FXはまず「いかに損しないか」リスクを考えることが重要なんだ。

マージンコールがきたらどうすればいいの?

マージンコールがきたら以下の選択肢があります。

  • そのままにしておく(強制ロスカットを損切りとして任せる)
  • あたらに資金を口座に投入する。
  • 複数ポジションを持っている場合には、一部決済する。

以上の選択があります。

基本的に1つのポジションであれば、多少リスキーだとわかっていて運用している場合の可能性もあるので、その場合は強制ロスカットを損切りとして意図していることあるかもしれません。(ハイレバレッジとわかっていての取引)

また新たに資金を口座に投入する場合には、基本的にオンライン決済が、即時に口座に資金を反映される手段となります。各証券会社が採用している即時入金システムは、24時間対象のネット銀行で即時に入金が可能です。

複数ポジションを持っている場合には要注意

また留意したいのは、複数ポジションを持っている場合です。ポジションを複数持っていると一つポジションあたりに証拠金が必要になってくるため、もし強制ロスカットにかかって全てのポジションが決済になることは避けなければなりません。

なのでその場合の対処法としては、一部のポジションを決済して証拠金を少なくするということです。 ポジションを複数持っていて、勝つ可能性があるポジションまで一気に決済させられたら、大変ですよね。

ワド さん
特に複数ポジションを持つ時は、証拠金不足に気をつけた方がいいよ。投資は余裕資金で行ってね。

資金がマイナスになる例外も発生している。

スイスフランショックやリーマンショックなどの経済危機は誰もが聞いたことがあると思います。

このような事態は頻繁に発生しません。 しかし、その場合のチャートは一瞬で大きく価格が変動するため、たとえ強制ロスカットのラインまで達してもシステムが発動せず、口座がマイナスになる事態が発生しています。

*下の図はスイスフランショック時の為替チャート。

Screen Shot 2016-01-30 at 18.35.50

上の図のように、一気に価格変動が生じた時に、システムで約定するのが難しいということです。要するにオンライン取引で便利になったとしても、完全ではないということです。

スイスフランショックのような経済危機は、数年に一度なので、日常的に経済ニュースを見ていたら、この通貨は取引を控えた方がいいなど判断をすることができます。

よって事前にそのような情報を持つことによって取引を控えることができます。 また余裕を持っ投資資金を持つことで、ロスカットまで余裕ができるので、証拠金が少ないのに比べればロスカットが発動する可能性が低くなります。

 

ポチ さん
経済危機の可能性がある通貨は取引を控えよう。

 

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